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ネットでの人権侵害急増!小保方さん報道過熱中。ネットでの人権侵害、気をつけるべきポイントは? [社会]

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「法務省は14日、インターネットによるプライバシー侵害や名誉毀損(きそん)など人権侵害の事案が、昨年1年間で計957件に上ったと公表。前年に比べて42・6%の増で、過去最多。ただ、数字は全国の法務局が調査に乗り出したケースに限られており、氷山の一角に過ぎない可能性が高い」

ネットでの人権侵害急増 法務省まとめ、氷山の一角か (朝日新聞デジタル 3月14日(金)10時43分配信)より


Facebook やTwitter、You Tube、Vine、LINE など、個人が気軽に情報発信できたり、人とつながれる媒体が急速に普及しています。

その中で、人権侵害のトラブルも急増しているようです。

インターネット媒体は、気軽に利用できるので、使い慣れてくるうちに、全世界へ発信している情報だということを忘れてしまいがちですね。

個人を攻撃することも簡単です。
「いじめ」をインターネット媒体を利用して行うケースも急増しているようです。

今では、小学生でもパソコンやスマホが使えます。
芸能人が多く利用しているアメブロでは、一般人部門での中学生、高校生の利用者の若さに驚かされます。

ブログのジャンルを選ぶ際のカテゴリーでは、登録者の多いカテゴリーの上位に、常に「中学生」「高校生」のカテゴリーがランクインしています。

ちなみに、今日は、4位と5位でした。
ame.jpg

このようなことから、
「いじめ防止対策推進法」(2013年9月施行)では、ネット上でいじめを受けた被害者側が、書き込みを削除することについて、法務局に協力を求めることができると明記されました。


ネットでの人権侵害について気をつけるべきポイントは、

知らぬ間に加害者になってしまうことがあるということです。

インターネット上では、自分の名前や素性を隠したり、偽ったりして書き込みをすることができます。非常に匿名性が高いということが、自分の発言に対する責任を感じにくくさせています。

そのため、軽い気持ちで誹謗中傷や悪口を書き込んでしまうことがあります。

そして、もう一つのネットの特徴として、急速に被害(加害)が拡がってしまうことがあります。

インターネットでは、世界中のたくさんのパソコンと繋がっています。
他の掲示板にコピーして投稿したり、他のホームページ等からリンクして誘導することが非常に簡単です。
たくさんの掲示板でコピーやリンクが行われれば、情報を目にする人が爆発的に増加し、被害が急速に広がってしまいます。

このため、原因となった掲示板の書き込みなどを削除しても、他の掲示板やホームページにコピーされ公開されている場合があり、これらを完全に消し去ることはほとんど不可能です。





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一度、被害にあったり、加害してしまうと、回復させるのが非常に困難になります。
よく掲示板が「炎上する」といいますが、まさに、火の手が消火に追いつかなくなります。


昨年、Twitterでのアルバイト店員による悪ふざけ投稿が相次ぎ、「バイトテロ」と呼ばれるようになりました。
バイトテロにより多くの企業や飲食店が被害を受けました。
ローソン、バーガーキング、ほっともっと、ミニストップ、ブロンコビリーなどが被害に遭いました。

バイトテロのまとめは >>こちら

雇う際の採用基準を厳格にしたり、教育が足りないのかもしれませんが、何よりも投稿者のネットリテラシーの低さが問題だと思います。
軽い気持ちでの投稿ですが、その影響は甚大で、ひとたび騒ぎになって閉店などの措置を企業側がとった場合、そのアルバイト定員に多額の損害賠償が請求される可能性もあります。
実際に現在、損害賠償請求で係争中の案件(蕎麦屋、ステーキ店)もあります。名誉棄損で30万の罰金となったケース(しまむら)もあります。


今、STAP細胞の論文コピペ問題で、小保方さんがらみのニュースが連日報道されていますね。
もともとリケジョらしくない風貌で、これ以上ない称賛を浴びたこともあり、今、風当たりがかなりきつい状況なのは確かです。

ミスではすまされないレベルの量の論文のコピペ、無断転載の疑いに対して、ご本人が一切メディアに登場しないことで、ますます風当たりがきつい状況となっているように思います。

STAP細胞の存在自体も怪しくなってきた現状で、小保方さんご本人の対応にも疑問が生じるのは事実です。

そんな状況で、
さっそくネット上では、小保方さんの過去や風変わりな行動(研究室がピンク一色とか、指輪の話、ポエマーとか・・・)の話でいっぱいです。
その情報は必要か?ともとれる情報であふれています。
誹謗中傷に近い内容が多くあります。

たとえ、論文がねつ造であったとしても、STAP細胞がねつ造であったとしても、それは法やルールに則った方法で、ペナルティを受けるべきであって、他人が誹謗中傷して楽しむネタではないように思います。

いつの間にか人権侵害してしまわないように、気をつけなければいけませんね。





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