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新たなウイルスの脅威!?MERSの気になる症状は [美容・健康]

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中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。
中東を中心に広がりつつあるようです。
中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)で、確認された感染者数は1千人に満たないものの、致死率は30%台と高めです。

SARS(サーズ)、新型インフルエンザ、エボラ出血熱、そして、日本で急激に流行ったデング熱、どれもウイルスが原因の疾患ですね。
ウイルスは、抗生剤がきかないので、細菌性の感染症よりもこわいですね。

今回、にわかに流行りつつあるMERSですが、原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。
2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ))の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気だそうです。

気になる症状ですが、
発症すると、発熱、せき、息切れなどから始まり、急速に呼吸困難などの重篤な呼吸器症状、肺炎を引き起こすそうです。
潜伏期間は2~14日。
おう吐、下痢など消化器の症状のほか、重症化すると、多臓器不全や敗血性ショックも引き起こすそうです。
特に高齢者や糖尿病、慢性肺疾患などの持病がある人は、重症化しやすい傾向にあります。
一方で、感染しても症状が現れない人もいるそうです。

MARSの発生地域は、主に中近東です。感染経路としてラクダが疑われていますが、詳しいことはわかっていません。




今、新たにフィリピンでMARSの感染者が発生しています。

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フィリピンにおけるMERSコロナウイルスに関する注意喚起

2015年2月11日
在フィリピン日本国大使館

1 フィリピンにおけるMERSコロナウィルスの感染者

(1)11日,報道等によれば,保健省は,2月1日にサウジアラビアから帰国した
フィリピン人看護師女性(32歳)がMERSコロナウィルスに
感染したことを確認した旨発表しました。

(2)同看護師は,2月1日,夫ともにサウジアラビア航空860便
(同便には200名以上が搭乗した模様)。にて帰国した後,
発熱,咳,呼吸困難等といったMERSコロナウィルスの症状が現れたことから,
マニラ首都圏にある熱帯医学研究所(RITM)に収容され,
10日,検査の結果,陽性であったことが確認されました。

(3)現在,同看護師はRITMの陰圧室において引き続き観察下にあり,
また,同人の容体は現在のところ,安定した状況。
さらに同人の夫もRITMにて観察下に置かれています。

2 今回,フィリピンにおいて,初めてMERSコロナウィルスへの感染が確認されたところ,
以下のMERSコロナウィルスに対する具体的な予防策を講じるようにしてください。
なお,コロナウイルスは,一般的に飛沫感染や接触感染で伝播し,
風邪などの症状を引き起こします。
通常その毒性はそれほど強くありませんが,
ウイルスが変異した場合は強い毒性を持つ可能性もあり,注意が必要です。

(1)休息,栄養を十分に取り,体に抵抗力をつける。
(2)手指等の衛生保持に心掛ける。
(3)できるだけ人混みを避けるか,マスクの着用を励行する。
(4)咳やくしゃみの症状がある患者とは,可能な限り濃厚接触を避ける。
(5)温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
(6)高熱,咳,呼吸困難等の症状が見られた時は,早めに医師の診断を受ける。

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MARS、 急速な呼吸器症状の悪化で死に至ることもあり、デング熱に比べると、致死率もかなり高めです。

日本で患者が発生してもおかしくない状況にあると思います。

気を付けるのも難しいですが、MARSの症状を知っておくことは早期発見早期治療に役立つように思います。






タグ:症状 MERS
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